(月刊タイガース12月号より抜粋)
―改めて背番号「31」番を付けて臨んだ鳴尾浜での秋季キャンプ。最初は「照れるね」とおっしゃっていましたが。
そう、でも背筋がピンと伸びる感じがしましたね。最初は「85」にしてくれって言っていたんですよ。グラウンドで躍動する選手が「31」番を付けて、その選手が四番を打って日本一になってくれれば、という思いがあったので。でも球団のほうでいろいろ絵を描いているところもあって、それならということで(笑)。付ける選手が出てきたら譲ろうと。だから仮の番号ですよ(笑)。でもこの秋季キャンプが終わってみて、これだけのファンの方がその「31」を望んでいてくれた、「お帰り」と言ってもらって迎えてくれた。それでみなさんが喜んでくれたのであれば、付けてよかったなと今は思っています。反面、監督がこれだけ目立ってしまっていいのか?という気持ちもあるんですけどね。
―「チーム掛布」というか、来年のタイガースファームの方針というのはどういうものになるのでしょうか?
それは、選手もコーチ陣も含めて、一つの方向に向かせる、ということでしょうね。ファームの持つ方向性というのは、育てる、勝たなければいけない、選手を一軍に送り込むと、そういうことが全部あるんだけど、基本的には「一軍が勝つ」ということですよね。そこを向いて我々はやらなければいけない。金本監督が指し示す方向に、我々は全部向かなければいけないし、そこでよそ見をしている選手がいれば、僕は怒ると思います。そういう厳しさは当然出てきます。
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