(月刊タイガース12月号より抜粋)
―
今年の実戦的なものは昨日のゲーム(対MLBオールスター)で最後だったと思うのですが、ルーキーイヤーのシーズンを今振り返ってみて、それぞれどう感じていますか?
梅野 そうですね、シーズンの前半というよりは中盤から後半にかけて出場機会が多くなってきて、最初のほうは本当におどおどしながらだったんですけど、だんだんと試合慣れというか試合勘のようなものがだいぶ出てきたとは思います。でもある程度自分のペースでできるようになって、自分としてもいい感じのプレーとかバッティングが続く時もあれば、やっぱり難しい時もありました。やっぱりシーズンを終わってみると、思うようにいかない時がほとんどでしたし、体力的な面もまだまだ積み重ねていくためにはそういうところがこれからの課題になってくると思います。
岩崎 僕は最初はこういうシーズンになるとは全く考えてなかったので、そういう点で言えばすごく充実していたと思います。でもやっぱり自分でももっとやれたな、という感じの試合もありましたから、それは悔しいところですね。
―
二人で初めてバッテリーを組んだのは5月。そこから結局7試合でコンビを組みました。その7試合に関して、一番印象的だった試合、場面は?
梅野 やっぱりベイスターズ戦でいいピッチングをした時じゃないですかね、横浜スタジアムで。(7月5日、7回、無失点)あの時はすごい球が来てたから。自分も受けていてあれが一番良かったと思いますし。
岩崎 自分は逆に、一番最初に組んだ時ですかね。(5月7日対中日戦・ナゴヤD、4回2/3、6失点)それまでスタメンで組んだことは無くて、やっぱりそういう試合で勝ちたかったな、っていう思いがありました。それがああいう結果になったのは自分として悔しかったですし、それが印象に残ってますね。