(月刊タイガース4月号からの抜粋)
このインタビューの完全版は、月刊タイガース4月号(4月1日発売)4~9ページで!
─キャンプが終わり、甲子園に戻ってきました。1カ月間、良いキャンプが過ごせましたか?
そうですね。まずはケガなく、無事に1カ月間やり切れたので、充実したキャンプが送れたと思います。
─監督が代わって、チームの色や雰囲気も変わった部分があるのではないかと思いますが、そのあたりはどう感じましたか?
もちろんチームの雰囲気もすごく変わりましたし、良い意味でスタッフと選手の連携がうまく取れているんじゃないかなと思います。
─中野選手個人としては、昨年のオープン戦では打球スピードを上げるために強く振っていきたいとおっしゃっていました。今年はグリップを下げた新しいフォームを試されていますが、意図を教えていただけますか。
昨年は強い打球を打ちたいという思いがあったので、少しラインに入れていくような感じでバットを出すイメージを持っていました。それが少し下から振るような形になってしまっていたので、今年はグリップを下げて、最短距離で素直にボールを上から潰しに行く意識を持って打っています。
─沖縄の対外試合でもヒットも出ていましたが、現時点での手応えは?
徐々にフォームが落ち着いてくれば、常に同じようなアプローチの仕方ができると思っています。昨年の場合は試合ごとにフォームを変えたり、フォームが収まっていなくて、自分の中でしっくりくるものがなかったということがありました。今年はある程度「この打撃フォームでいこうかな」という形がかなりできているので、自分の中でもしっくりきています。もちろんまだまだなので、開幕に向けて良いものにできればいいかなと思っています。
─今年は創設90周年という節目の年で、2年ぶりの優勝、日本一への期待はさらに高まっていると思います。選手としてもそういう期待は感じますか?
90周年だから、というわけではないと思いますけどね。ジャイアンツも昨年、記念の年で優勝していますし、今年はタイガースが昨年のジャイアンツのように、節目の年に優勝できればいいと思っています。