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岩崎優 結び束ねる

(月刊タイガース10月号からの抜粋)
このインタビューの完全版は、月刊タイガース10月号(10月1日発売)4~9ページで!

─今年は三番として開幕を迎えましたが、7月にはファームでの調整もありました。開幕から中盤にかけては、自分的になかなかうまくいかなかった部分もあったのでしょうか?
 オフシーズンに自分の中で新しいことを始めたり、いろんな技術を取り入れた中で、スタートダッシュはすごく大切だなと思っていたんですが、やっぱり相手がいることなので、なかなかうまくいきませんでした。もちろん、全部の月がうまくいくとも思っていなかったんですが、そこから後半戦で持ちこたえられたのは自分の中ですごく成長した部分でもあります。これを良い課題、反省点として、来シーズンに活かせたらもっともっと良い選手になれるんじゃないかなという、今はすごくポジティブな気持ちになっています。

─7月のファーム調整時はもちろん悔しさもあったと思うんですが、今考えるとあの期間が森下選手にとってかなり大きかったと?
 大きかったと思いますね。打撃の調子が良くなかったらファームに落ちるのは当たり前だと思うんですが、その中で自分で噛み砕いて反省して、また試してみてという、そういう調整ができたなという部分はすごく自分の中でも成長を感じていたので。ファームの和田監督や北川コーチにもすごく助けられて、あの期間があったからこそ後半戦があると思うし、そういうことがなくて一年間戦える人たちのすごさもまた今回で感じています。

─森下選手と言えばその勝負強さが持ち味だと思います。今年は特に得点圏打率の高さや打点数もトップが射程に入っていますが、主に三番として出場する中で、そのあたりの数字は意識するところですか?
 意識しないと言ったら嘘になりますけど、結局は結果だと思っています。自分のやってきたことをぶらさずやって、アウトでもヒットでも自分が納得するような打撃をして、その結果が打点だったり得点圏打率に繋がってくると思うので。打点数の意識はありますが、試合になったらそんなことは全然考えず、自分がやってきたこと、練習通りのことを出せるように意識しています。


─二年目はほぼ全ての成績が昨年より伸びているんですが、自分の中で一番手応え、成長を感じる数字は何かありますか?
 どうですかね。二年目は特にこれを突出して上げたいとかではなく、平均的に全部の打撃成績をドン! と上げたいと思って臨んでいたので。全然満足はいっていないですけど、打率は2割7分を目指してやると言った中で、今2割7分ちょっと打てているので、そこは一つ成長はしているかなと思いますね。ここまで来たら2割8分打ちたいです。





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10月1日(火)発売
定価600円