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岩崎優 結び束ねる

(月刊タイガース7月号からの抜粋)
このインタビューの完全版は、月刊タイガース7月号(7月1日発売)32~35ページで!

─小幡選手は2020年の10月号以来の登場です。その頃とは小幡選手を取り巻く環境もずいぶん変わりました。昨オフには退寮されたそうですが、本当の意味での一人暮らしは初めて?
 初めてです。ずっと寮だったので。常に誰かがいましたね。

─実際に一人になってみてどうですか?
 寮だとやっぱり門限があるので、その制限がなくなってそこに合わせて動くということがなくなったのは過ごしやすいですね。でも、一人暮らしと言っても、甲子園球場にごはんもあるし、お風呂もあるし、ナイターが終われば、それで済ませて帰るんで(笑)。もう家に帰ったら寝るだけですね。まぁ、ゲームとかもしますけど。

─チームとしては日本一になった昨シーズン。小幡選手もプロ入り以来初めて開幕スタメン出場を果たし、ファーム降格も一度もありませんでした。その一方で、レギュラー獲得とはいきませんでした。
 やっぱり悔しさは残りました。スタートから出てなんぼだなと。

─現状、チーム状況が良くない中で、昨日のようにスタメン起用されれば、結果をという思いはより強くなるのではないですか?
 それはそうですね。例えばヒットを2本打てば次の日も(スタメンが)あるのかなと。そういう可能性も出てくるので、もちろん結果を出しにいってますけど、あまりそこだけに囚われるのも…。

─良くない?
 自分でも知らないうちに気持ちに焦りが出るというか。一軍と二軍を行ったり来たりしているときに、そうなりやすいと感じた部分ではあったので。頑張り過ぎないって言えばいいのかな…。

─走を含めて攻守ともに大胆さは持ち味です。
 はい。そこは失くしちゃいけないなと。去年1年間フルで一軍にいさせてもらって、その中で上手くこなそうと(気持ちが)守りに入ってしまっていたこともありました。でも、それじゃあレギュラーは遠いなと。やっぱりアグレッシブさというか、そういったものをもう1回出さないといけないと思っています。




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