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スペシャルインタビュー 投げる幸せ”

(月刊タイガース1月号からの抜粋)
このインタビューの完全版は、月刊タイガース1月号(12月28日発売)26〜30ページで!

―今年は初めての優勝、日本一。改めておめでとうございます。
 ありがとうございます。

―島本投手にとっては13年目で初めての経験ですが、実際に達成してみての心境はいかがですか?
 (インタビューの2日前に行われた)パレードがすごかったですね(笑)。リーグ優勝、日本一を達成した瞬間と優勝パレードは、今まで味わったことのないような感覚だったので、「優勝したらこんなにすごいんだ」と思いました。

―パレードは神戸に約30万人、大阪に約35万人のファンが集まりました。
 あんなに人がいる光景を初めて見たので。いつも満員の甲子園で投げさせてもらってるんですけど、パレードはレベルが違いましたね。思っていた以上にびっくりしましたし、みんなもびっくりしていました。

―CSでは全試合、日本シリーズは4試合に登板しました。ポストシーズンの登板はどう振り返りますか?
 CSと日本シリーズはどちらもランナーがいる場面で打たれたこともあったんですが、勝っている試合では良い仕事ができたかなと思うので、少しは貢献できたかなと思います。

―今年、8月4日と6日のDeNA戦(横浜)で絶体絶命の大ピンチを抑えて、あの2試合で「ランナーおったら島本よ」という岡田監督のコメントもあり、信頼度がグッと上がりましたよね。
 監督と直接お話することはないんですけど、ああいうふうに言ってもらえて、「今年の自分はランナーがいる時に出ていって、しっかり抑える」という気持ちにもなれましたし、ブルペンの雰囲気も「ランナーいたら僕」みたいな感じがあったので(笑)。でもそこをしっかり最後までできたことは良かったかなと思います。

―2020年オフ、同じ日に才木投手も手術されたそうですね。今年才木投手も8勝を挙げて優勝に貢献しましたが、うれしさも格別だったのでは?
 そうですね。才木が投げた後に僕が投げることもたくさんあったので。一緒に手術をして、試合が終わって整列している時とかによく話をするんですが、うれしいですよね、本当に。

―1年間応援してくれたファンの方へ、改めて感謝の言葉をいただければ。
 パレードでも「ありがとう」と言っていただいて、こっちが「ありがとうございます」とみんなに言いたい気持ちでした。来年連覇できるように頑張って、もう一回パレードしたいですね。来年も応援よろしくお願いします。





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12月28日発売
定価600円