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クローズアップインタビュー
取材日:4月13日 リモート取材

(月刊タイガース5月号からの抜粋)
このインタビューの完全版は、月刊タイガース5月号(5月2日発売)4〜9ページで!

―今年は2年ぶりの開幕スタメンを掴んで、最近は三番で出場することも多いですが、個人的なスタートとしてはどう感じていますか?
 やっぱり自主トレ、キャンプから、「もう一回挑戦する」っていうことを自分の中で明確に決めてやってきたので。それでキャンプ、オープン戦とやっぱり結果も求められてくると思っていたので、シーズン以上にそこに重点を置いてやっていましたけどね。

―スタメン出場が増えて、やっぱり打って、走って、守って、というのが、糸井選手本来のリズムだと感じておられるのではないでしょうか?
 ちょっと痛いところがあった年も結構最近はあったんですけれども、今は痛いところもないし、体の面でも良い状態なので。打って走って、グラウンドを駆け回りたいなとは思っていますけどね。

―昨年は代打出場が主でしたが、長年スタメンをはってきた糸井選手にとって、途中から出ることの難しさや、初めて感じること、学んだことも多かったですか?
 たくさんありましたね。試合開始からベンチに座ってるっていうのは「これは野球選手なんかなぁ?」と(笑)。やっぱり野球選手っていうのは、目指すところはスタートから出ることだと思うので。途中からになったらなったでそこに集中しないといけないわけで、途中から行く難しさっていうのは感じましたし、どれぐらい(のタイミング)で準備していったらいいのかも原口選手とかにいろいろ聞いたりしながら、結果を出せるように必死にやっていましたけどね。

―最近は佐藤輝選手と三、四番を組むことも増えました。近大の後輩には特別な思いもあるとおっしゃっていましたが、クリーンアップを組めるっていうのはやっぱりうれしいことだと?
 はい、もうバックスクリーンの(ラインアップの)写真撮ってますもん(笑)。ハハハ!

―一年間一緒にやってみて、改めて佐藤輝選手のすごいと思うところは?
 オフも何日間か一緒にやりましたけど、やっぱり向上心をすごく持っていて、自分の足りなかったところはここだって明確に示して次の年に臨んでいるので。持っているものもすごいですけど、このままスーパースターになってほしいと思います。

―たくさんのファンが、逆襲を信じて日々声援を送ってくれていると思います。これからどんなプレーを見せていきたいですか?
 そうですね、現状はすごく言い表しづらいですけれども、これをなんとか打破して勝っていって、誰も成し遂げたことのない、この苦境からの追い上げっていうのをやりたいなと思います。頑張ります。




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