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Special Interview 梅野隆太郎 新時代 開幕!

(月刊タイガース4月号より抜粋)


新時代 開幕!

―梅野選手自身の話題としては、今年が8年目のシーズンになります。3年間務めた選手会長のバトンを近本選手につなぎ、背番号も変わりました。何か節目というか区切りのような感覚があるのかと思いますがどうでしょう?

 そうですね、でも選手会長を代わってももちろん同じような気持ちで戦っていきますし、背番号も変わりましたけど気持ち的には何も変わっていない。やっぱり「優勝したい」という一心を持ち続けています。そのためにプレースタイルとしては泥臭くやっていきたいと思っています。何が変わったのかと考えると言葉にするのは難しいんですけど、チームの中での責任感とか今まで先輩たちから教えてもらってきたことを、今度は僕らが実践するというか、そういうものを出していかないといけないシーズンになるのかなと。世代交代って言われますけど、ここからさらに上にいくためには、その山を乗り越えていかないといけないなと。ポジション的にも年齢的にもいろいろ変わってきて、見える景色も変わりましたからね。そこは僕らが引っ張っていかないといけないなと、改めて感じています。

―開幕は目前に近づいていますが、昨年は3カ月も遅れる大変なシーズンでした。コロナの影響は引き続き大きいですが、早く満員のファンの前でプレーしたいという気持ちも募っているのではないかと思います。

 やっぱりこのプロという世界は、見られてナンボの世界だし、その中で結果を出せれば自分の中でもモチベーションが高まるし、逆にミスをしたり打てなかったりすれば、それだけの苦しさや辛さがあるんですけど、それがプロの世界だと思うので。また見られているからこそ最高のプレーができるし、子供たちに夢を与えることもできると思います。テレビだけでは伝わらない迫力や臨場感もありますしね。甲子園だけでなく、ビジターでどこへ行ってもたくさんのタイガースファンが大声援をくれる、それを僕は1年目から肌で感じています。こんなに幸せなことはないなと思うし、一日も早く事態が収束して、生でたくさんのファンに見てほしいと常に思っています。

このインタビューの完全版は、
月刊タイガース4月号P4〜P9をチェック!

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