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Special Interview 矢野燿大監督

(月刊タイガース1月号より抜粋)


挑・超・頂

―今日は新人選手の入団発表会でした。9名のルーキーのユニフォーム姿をご覧になって、改めてどういう印象を受けましたか?


 今年はドラフトが終わった直後もそうですけど、ドラフト会議の最中から上手くいっている手応えがあったんですよ。今日初めてその選手たちのユニフォーム姿を見て、早くプレーが見てみたくなりましたね。佐藤輝に関しては、以前鳴尾浜で練習試合をした時にプレーを見たことがあるんですけど、その他の選手は映像でしか見たことがなかったですから。


―1位の佐藤輝選手に関しては、競合の末に矢野監督が右腕で引き当てたわけですが、その時はやっぱりうれしそうでしたね。

 僕が、ですか?そうですね(笑)、これまでずっと外してましたからね。と言っても僕が引く時に当たりが残っていたのは(2018年の)藤原くらいでしたけどね。でもあそこで佐藤を引き当てられたっていうことで、全体の指名の流れも良くなったと思いますし、競合した球団、巨人やソフトバンクなども佐藤にそういう評価をしているっていうことなので、その中で当てれたっていうこともうれしかったですね。やっぱりタイガースにとって生え抜きの中心選手っていうのは必要なところだったので、そういう意味でも。

―来シーズン、監督3年目のシーズンを迎えるにあたって、改めて抱負を聞かせてください。

 これまでのそして新しいスローガンが、僕のやりたいことの全部なんですよね。「オレがヤル!」っていうのがまずあって、監督としてもそういう気持ちを持ってやっていきたいですし、「It's 勝(笑) Time!」っていう、プロだからこそ苦しいことを苦しくやるのではなくて、苦しい時でもそれを笑顔でやれたら、それはすごいことですよね。苦しい状況でも何とか前を向くための努力をするっていうのは、誰かの心を動かしたり、ファンの人や子供たちに夢を与えることにもつながると思います。そして今回のスローガンにある、挑戦する、そして超えていく、超越する、その先に、頂点がある。3位、2位ときて、もう1位しかない。これまでもそう言ってきたんですけど、より明確に、これをスローガンの中に入れることで、もっとチーム全体としてやっていく。このスローガン全部が、僕自身にも必要なことなので、それを率先してやる姿を見せていきたいと思います。

このインタビューの完全版は、
月刊タイガース1月号P3〜P8をチェック!

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