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Close up Interview 近本光司

(月刊タイガース10月号より抜粋)


思考を整える

―シーズンは一昨日で72試合を消化しました。昨年だとちょうど交流戦がほぼ終わった時期なんですが、近本選手は安打数は昨年とほぼ同じ、盗塁は全く同じ数字が残っています。今季は開幕してから苦しんだ時期もありましたが、ここまでをどう振り返りますか?


 えー、そうなんですか?開幕してから1カ月間くらいは本当に打てなくていろんなことを考えましたが、盗塁は結構できたかなと。出塁していない割には得点数もある程度稼げて、後ろのバッターにも良い影響を与えられたかなと思います。でも8月に入ってからはなかなか盗塁する機会も少なくて、貢献できていないのかなと思っていたんですけど、安打数も去年に追いついてきたということで、チームもこれからが勝負だと思うので、足でもバッティングでもしっかり貢献していきたいなと思っています。


―9月19日からさらに入場制限が緩和されることが決まりましたが、ファンの存在の大きさも、より感じるシーズンになっているのではないかと思います。

 そうですね。去年と違って本当に球場はシーンとしていますし、特に甲子園ではファン一人一人の声がよく聞こえるようになりました。やっぱりファンの方って選手に届いているだろうと思って声を出しているので、そういう声がより鮮明に聞こえるようになって、どう思っているかを感じることができました。やっぱり一番は「試合に勝ってほしい」ということだと感じましたし、勝っている時も負けている時も、できるだけ楽しんで帰ってもらいたいなと思っています。

このインタビューの完全版は、
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